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接待話 その4

 こんにちは、素浪人です。な、な、なんと、ここ最近には珍しく、二日連続の更新です。なんせヒマですから。昨晩から雨が降ってくれたおかげで、今朝は寒さが少し和らぎました。ので、ようやく夏の話の続きです。


 3日目。昨晩寝るのが遅くなりましたが、早朝4時に起床。こっちは毎朝3時半には起きてましたから、4時だとちょっと遅いかなくらいです。なんと高校生たち、「お〜い、時間だぞ〜。」と起こしたら普通に起きてくれました。ま、朝ご飯がかかってますからね。

 とりあえずコーヒーだけ飲んで、5時に出発です。5時半には私の借りてるハウスに着きました。早速お母さんが出迎えてくれて挨拶です。でも朝は無茶苦茶忙しいので挨拶もそこそこに、すぐさま収穫の準備にとりかかります。お母さんが収穫鋏を用意してくれたので、それを渡して昨晩の段取り通りに作業を進めます。収穫したトマトの詰め方を説明してなかったので、「青いトマトは下、赤いのが上だよ」と教えておきました。

 さすがに人数をかけてますので、作業は全部で一時間半くらいで終わりました。一応取り残しがないように私が最後全部見て回りました。それと軽く仕事の話をして(相場とか段取りに対する考え方)、自分一人で出荷に行こうとしたら社長が「素浪人君、今日はうちの社員に持っていってもらうからいいよ」と言ってくれました。社長は本当にやさしい方です。それからお母さんの自家用ハウスでいろいろなトマトを味見させてもらって、待ちに待った朝ご飯です。

 いつも作業場にしている場所に机が並べてあって、お母さんお手製の(なんせ素材からしてお手製ですから)おかずがたくさん並んでおりました。「あぁ、これでやっと自分も飯にありつける」とほっとしつつ、みんなで「いただきます!」

 田舎の朝ご飯ですから、正直都会で考えれば素朴なものが多い(漬け物とか煮物とか)のですが、そこは素材からして違いますし、手間もかかってます。そして米。米はうちの町のはブランド米です。みんな「おいしいおいしい」と競うようにガンガン食べまくります。そして安心なことは、ここは農家、たくさん食べても食べ物はいくらでもありますし、その方が喜ばれます。あぁ、社長とお母さん、本当にありがとうございます。まさしくお二人は神様と仏様だ…

 社長の仕事の都合もあるので8時前にはご飯を終えました。残ったご飯は全部おにぎりにして持っていくことにしました。おにぎりは流し場が狭いので女子が作ってくれました。「お世話になりました。」「ごちそうさまでした。」「ありがとうございました。」とみんなで社長とお母さんにお礼を述べて、さぁ今日も海へ出発です。

 昨日のリクエストで「波の高い海がいい」とのことでしたので、二期生の提案で、島根県松江市の桂島に行くことにしました。

(その5に続く)

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